夫婦で1年育休を取ってわかったこと|メリット・デメリット

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「夫も1年くらい育休を取れたらいいな」

そう考えていても、

「仕事は大丈夫?」
「収入が減るのが心配」
「1年も休んで、復職できる?」

と不安になる方も多いのではないでしょうか。

我が家では、子どもが生まれる前から夫婦で長期間仕事を休み、できるだけ一緒に子育てをしようと決めていました。

夫の職場では、男性が1年育休を取るケースはまだ珍しく、長くても半年ほど。

それでも夫自身に迷いはなく、最初から長期で取得したいと考えていました。

実際に夫婦で0歳の1年間を過ごしてみて、収入面や復職への不安を感じることはありました。

それでも今、

「もう一度選べるとしても、絶対に同じように育休を取る」

と夫婦ともに思っています。

その一番の理由は、子どもの0歳から1歳までの時間を、夫婦そろってすぐそばで見られたからです。

この記事では、夫婦で長期育休を取った我が家のリアルな過ごし方や、よかったこと、大変だったことをまとめます。

この記事でわかること
  • 夫婦で長期育休を取ろうと思った理由
  • 育休中のリアルな家事・育児分担
  • 0歳の1年間をどのように過ごしたか
  • 夫婦育休のメリット・デメリット
  • 長期育休を取って後悔しているか
  • 復職して改めて感じたこと

※この記事は、我が家自身の体験をもとに書いています。勤務先の制度や育休の取得条件などはそれぞれ異なるため、実際に取得する際は勤務先や公的機関の最新情報をご確認ください。

目次

なぜ夫婦で約1年の育休を取ろうと思ったのか

我が家では、妊娠中から夫婦で長期の育休を取ることを決めていました。

理由はとてもシンプルです。

子どもの成長を、できるだけ近くで見たかったから。

赤ちゃんの1年間は、本当にあっという間です。

昨日までできなかったことが、突然できるようになったり。

表情が増えたり、寝返りをしたり、おすわりをしたり。

離乳食が始まり、少しずつ行動範囲も広がっていきます。

そして何より、

0歳から1歳までの1年間は、一度過ぎたらもう戻ってきません。

もちろん仕事も大切です。

長く仕事から離れることへの不安が、まったくなかったわけではありません。

それでも私たちは、

「長い人生の中の1年なら、今は家族との時間を優先したい」

と考えました。

夫も長期育休を取ることに迷いはなく、むしろ最初から希望していました。

振り返ってみても、この選択をして本当によかったと思っています。

長い人生の中の1年なら、子どもの0歳の時間を一緒に過ごしたいと思っていました。

夫婦で長期育休を取った我が家の家事・育児分担

夫婦で育休を取ると、

「実際、どちらが何をするの?」

という点も気になるところだと思います。

我が家の場合、すべてをきっちり50:50に分けていたわけではありません。

そのときどきで、それぞれがやりやすいものを自然に担当する形になりました。

夜泣きは「妻が授乳・夫がおむつ替え」

特に大変だったのが、新生児期の夜です。

夜泣きで起きたときは、2人で起きて、

  • 授乳:妻
  • おむつ替え:夫

という形で対応することが多くありました。

授乳自体は妻にしかできませんが、その前後のおむつ替えを夫が担当するだけでも、負担はかなり違いました。

夜中にひとりで全部対応するのではなく、

「2人で起きて、2人で乗り切る」

という感覚があったことは、とても心強かったです。

家事もそれぞれ得意なものを担当

普段の家事・育児は、主に次のように分担していました。

項目主な担当
授乳妻
夜間のおむつ替え夫
離乳食妻
お風呂夫
寝かしつけ夫婦どちらも
掃除夫婦どちらも
洗濯夫
料理妻

「何でも半分ずつ」にこだわるのではなく、できることを分担したことで、無理なく続けられたように思います。

新生児期|家でゆっくり過ごした日々

新生児期は、ほとんど家で過ごしていました。

たまに近所を軽く散歩するくらいで、まだ遠出はほとんどしていません。

この頃は、とにかく赤ちゃんがよく寝ていました。

寝ている間に家事をしたり、夫婦でドラマやアニメを見たり。

今振り返ると、とてもゆったりした時間でした。

一方で、夜泣きはやはり大変でした。

初めての育児でわからないことも多く、睡眠不足になる日もあります。

そんな時期を乗り越えられたのは、夫婦ともに家にいて、家事や育児を分担できたことが大きかったと思っています。

「明日は仕事だから寝てもらわないと」

という状況ではなく、2人とも子育てを中心に生活できたことは、我が家にとって大きな安心感につながりました。

家で過ごす時間も長かったので、成長に合わせたおもちゃやサービスもいろいろ試しました。

実際に利用したおもちゃサブスクについてはこちらにまとめています。

生後半年ごろ|ほぼ毎日お出かけするように

生後半年ごろになると、生活は大きく変わりました。

少しずつ外出しやすくなり、我が家はほぼ毎日のようにどこかへ出かけるようになりました。

ショッピングモールや公園へ行ったり、ランチをしたり。

そして、旅行にも積極的に出かけました。

夫婦ともに育休中だったからこそ、

「来週ここに行ってみようか」

と平日に予定を立てられたのは、本当に楽しかったです。

旅行の日程も、必ずしも土日や連休に合わせる必要がありません。

人の少ない平日に移動できるのは、赤ちゃん連れにとって想像以上に快適でした。

1歳前|さらに行動範囲が広がった

1歳が近づいてくると、さらに外出がしやすくなりました。

この頃になると、車で出かけることも増え、ほぼ毎日のように外へ。

3回食になり、授乳の間隔をそれほど気にしなくてもよくなったことで、長時間のお出かけもしやすくなりました。

新生児の頃には、

「こんなにたくさん一緒に出かけられるようになるんだ」

とは想像できなかったほどです。

赤ちゃんの成長とともに、私たち夫婦の行動範囲も少しずつ広がっていきました。

夫婦で育休を取ってよかったこと

実際に約1年間一緒に育児をしてみて、よかったことはたくさんあります。

その中でも特に感じているのが、次の3つです。

子どもがパパにもママにも懐いてくれた

一番よかったと思っていることです。

夫も毎日育児をしていたため、子どもにとってパパも日常の中にいる存在でした。

お風呂に入れてもらったり、抱っこしてもらったり、寝かしつけてもらったり。

そんな毎日の積み重ねもあってか、今ではパパにもママにもどちらにもとても懐いています。

夫だけで子どもを見ても、特に困ることはありません。

夫が一人で子どもと出かけることもできます。

これは長期間一緒に育児をしてきたからこそ得られたもののひとつだと感じています。

そして何より、

夫婦のどちらかだけが「育児をする人」になるのではなく、2人とも子どものことをよく知っている状態になれたことがよかったです。

今ではパパと2人でお出かけしても大丈夫。夫にもすごく懐いています!

平日に家族でたくさん出かけられた

育休中は、平日のお出かけを本当によくしました。

ショッピングモールに行ったり、ランチをしたり。

土日に比べて人が少ないことも多く、赤ちゃん連れでも比較的ゆっくり過ごせました。

「今日はどこに行こうか?」

と朝に話して、そのまま出かける日も。

子どもと家で過ごす時間ももちろん大切ですが、家族3人でいろいろな場所に出かけたことも、今では大切な思い出になっています。

旅行にたくさん行けた

旅行好きの我が家にとって、これは育休中にやってよかったことのひとつです。

国内旅行だけでなく、海外旅行にも行きました。

特にありがたかったのが、平日に旅行できたこと。

土日や連休を避けて予定を組めるため、ホテルも比較的安い日を選びやすく、混雑も避けやすかったです。

同じホテルでも曜日によって料金がかなり違うことも。

育休中は予定を調整しやすかったので、まず楽天トラベルで平日の料金をチェックしてから旅行の日程を決めていました。

育休中は平日旅行がおすすめ!

育休中は平日に旅行できたので、土日より安い宿泊日を選びやすかったです。

同じホテルでも日によって料金が違うので、まずは空いている平日をチェックするのがおすすめです。

また、赤ちゃん連れでは人が少ないだけでも移動や食事がしやすく、

「夫婦ともに育休中だからこそできた旅行の仕方だったな」

と感じています。

0歳から1歳までの間に、飛行機には国内線・国際線を合わせて24回搭乗しました。

赤ちゃんとの飛行機については、実際に0〜1歳で何度も搭乗して分かったことを別記事に詳しくまとめています。

赤ちゃん連れの旅行は大変なこともあります。

荷物は多いですし、授乳や離乳食、お昼寝のタイミングも考えなくてはいけません。

それでも、夫婦2人で対応できたことで、さまざまな場所に出かけることができました。

写真を見返すと、

「こんなに小さい頃からいろいろな場所へ一緒に行ったんだな」

と感じます。

育休中に作った家族の思い出は、これから先もずっと残っていくと思います。

平日ランチや夫婦の趣味も楽しめた

育休というと「毎日ずっと育児」というイメージもあるかもしれません。

もちろん育児が生活の中心ですが、我が家では夫婦の時間も楽しむことができました。

赤ちゃんが寝ている間に、一緒にアニメやドラマを見る。

平日に家族でランチへ行く。

予定のない日は家でゆっくり過ごす。

出産前とはまったく違う生活ではありますが、その中にも楽しい時間はたくさんありました。

今思うと、

子どもが生まれたばかりの時期に、夫婦でこんなに長い時間を一緒に過ごすことは、今後もうないかもしれません。

子どもとの時間だけでなく、夫婦にとっても貴重な1年間だったと思っています。

夫婦育休で大変だったこと・デメリット

もちろん、いいことばかりではありませんでした。

長期間仕事を休むからこその不安もあります。

収入が減る不安

まず大きかったのは、やはりお金です。

育休中は働いているときと同じように収入が入ってくるわけではありません。

我が家は育休中にも旅行を楽しむことができましたが、給付金が実際に入るまでは不安を感じることもありました。

特に初めて育休を取る場合、

「いつ振り込まれるんだろう?」

「本当にこの金額で大丈夫かな?」

と心配になる方も多いと思います。

長期育休を考えているなら、取得前にある程度生活費を準備しておくと、精神的にも余裕が持ちやすいと感じました。

社会から離れることへの不安

もうひとつは、仕事から長期間離れることへの不安です。

約1年という期間は、育児をしていると本当にあっという間でした。

それでも仕事という視点で見ると、やはり長く感じます。

「復職してちゃんと戻れるかな」

「周りについていけるかな」

と思うことはありました。

ただ、実際に復職してみると、想像していたよりも周囲は自然に受け入れてくれていると感じています。

復職直後なので大変な部分はもちろんありますが、

「1年間育休を取ったから、もう仕事に戻れない」

という感覚ではありませんでした。

夫の職場では長期の男性育休は珍しかった

夫の職場では、男性が1年近く育休を取るのはまだ珍しく、長くても半年程度の人が多かったようです。

それでも取得を申し出たときに、強く引き止められたり、否定的な反応をされたりすることはありませんでした。

夫自身も長期育休を希望していたため、取得することに迷いはありませんでした。

周りに長期取得者が少ないと、

「自分だけこんなに休んで大丈夫かな」

と心配になる方もいると思います。

我が家も珍しいケースではありましたが、結果的には思い切って取ってよかったと感じています。

夫婦で育休を取って、夫婦関係はどう変わった?

育休を取って特によかったのは、育児の大変さを夫婦で共有できたことです。

新生児期の夜泣き。

なかなか寝ない日。

離乳食を作っても食べてくれない日。

お出かけ前の大量の荷物。

赤ちゃんとの生活には、実際に毎日一緒に過ごさなければわからない大変さがたくさんあります。

夫婦ともに育休を取ったことで、それをどちらか一方だけが経験するのではなく、

「あのとき大変だったよね」

と同じ目線で振り返れるようになりました。

そして夫も、一人で子どもの面倒を見られるようになりました。

これも我が家にとって、とても大きなことでした。

夫が復職して感じたこと

長い育休を終え、夫が復職して最初に感じたのは、

子どもと一緒に過ごす時間が一気に減ったこと。

それまでは朝から晩まで、家族3人でいることが当たり前でした。

毎日のように一緒に出かけ、食事をして、遊んで。

それが仕事に戻れば、当然ですが同じようにはいきません。

だからこそ、復職して初めて、

「あの1年間は本当に特別な時間だったんだな」

と改めて感じました。

仕事に戻ることへの不安もありましたが、実際には周囲も思っていたより自然に受け入れてくれています。

復職直後は生活リズムを作り直す大変さがあります。

それでも、だからといって育休を短くしておけばよかったとはまったく思いません。

1年育休を取って後悔した?

後悔しているかと聞かれたら、答えははっきりしています。

まったく後悔していません。

もう一度選べるとしても、我が家は迷わず同じように長期育休を取ります。

収入は減りました。

仕事から離れる不安もありました。

復職も少し大変です。

それでも、そのデメリット以上に得られたものが大きかったからです。

子どもが初めて笑ったこと。

少しずつ動けるようになったこと。

一緒に食卓を囲めるようになったこと。

毎日の何気ない変化を夫婦そろって見られました。

1年間ずっと大きなイベントが続くわけではありません。

むしろ多くは、ごく普通の日常です。

でも今振り返ると、その普通の日常こそが、一番貴重だったように思います。

夫婦で長期育休を取るか迷っている方へ

長期間育休を取ることには、もちろん不安もあると思います。

仕事のこと。

お金のこと。

周りの目。

復職後のこと。

家庭によって事情も違うので、誰にとっても1年育休が正解だとは思いません。

それでも、もし

「本当は長く取りたいけれど、なんとなく不安だから迷っている」

のであれば、我が家は長期育休を選んでよかったと感じています。

なぜなら、子どもの0歳の1年間は、本当に一度しかないからです。

長い人生で考えれば、1年はそれほど長い期間ではないのかもしれません。

でも子どもにとっての最初の1年間には、たくさんの「初めて」があります。

そして我が家では、その一つひとつを夫婦で近くから見ることができました。

子どもは今、パパにもママにもよく懐いてくれています。

そんな姿を見るたびに、

「2人でこの1年間を過ごせてよかったね」

と思います。

まとめ|長い人生の1年。でも0歳の1年は戻らない

我が家が夫婦で長期育休を取った理由は、

子どもの成長をできるだけ近くで見たかったから。

そして実際に約1年間を一緒に過ごし、その選択は間違っていなかったと思っています。

夜泣きを2人で乗り越えたり。

毎日のように出かけたり。

平日にランチをしたり。

国内外へ旅行をしたり。

一緒にドラマを見ながら過ごしたり。

派手な出来事だけではなく、そんな日々の積み重ねが、今ではかけがえのない思い出です。

仕事から離れる不安も、収入が減る不安もありました。

それでも、

長い人生の中で考えれば1年は短い。

でも、子どもの0歳の1年は二度と戻ってきません。

だから我が家は、もしもう一度同じ選択ができるとしても、迷わず長期育休を選びます。

夫婦で育休を取ろうか迷っている方にとって、我が家の体験がひとつの参考になればうれしいです。

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